季節をも感じさせない快適な空間をつくりだしている。

2月15日ご宿泊 N様のお声

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 我が家は明治時代の築年です。その家に嫁にきて70年になる婆様(今年89才)は、「この頃3時頃に一度便所に行くと、それから何度も通わなならんが、今日はそのあとぐっすり寝られた」と言っていた。暖かかったことがこんな感想になった。
 体感ハウスというためか、電気のスイッチの多さに少々閉口したが、なるほど暖かい。1階も2階も温度差がないこともよい。小生は煙草を吸うが、そのために外に出る。すると、あっそうか!駅はすぐそばだ。電車が走る音が間近に聞こえる。反対方向から国道19号を走るトラックの低い”うなり声”が耳に入ってくる。
 それが屋内に入ると聞こえない。遮音は本当に良い。田舎に住んでいる小生にとって、静かなことはありがたかった。
 電気代の利用料も棚にあったので、見せてもらった。家の大きさ、場所や環境・住んでいる人の住み方も違うので、単純な比較は難しいが、我が家(これは大変大きい建坪で100坪余り)よりは高い。それでも比較的安いかな、と思った。
 吹き抜けの造りは、大きな空間をつくって気持ちいいものだ。そのかわり、一つのムダであるのだろうが・・・
 屋根、庇が短いのは、こうした家のつくりのためだろうか。軒先の空間もいいものだが・・・
 壁・二重窓によって外界から遮断された部屋の空間は一泊だけではわからない点もあろうが、季節をも感じさせない快適な空間をつくりだしている。