3月に入り少し春が近づいて来た感じになってきました。
本社のある中津川市はまだまだ朝晩冷えますが、名古屋ではずいぶんと冷え込みが緩んできたのではないでしょうか。
こうして、暖かくなってきますと、いよいよやって来る(やって来た?)のが、花粉・黄砂・PM2.5等々の屋外の空気環境です。
そのせいか、最近暖かくなるに伴い換気や室内の空気環境を気にされるお客様からのお問合せが増えてきています。
ここ数年の住宅は「高気密・高断熱」が当たり前になってきましたが、家造りにおいて、『換気』を重要視して取り組んでいる建築会社はまだまだ少ない様に思えます。
『換気』と一言でいってしまうと簡単ですが、目に見えない空気の流れである『換気』は非常に難しく、もう20年近く第一種機械換気を扱っています我々でも『換気の奥深さ』を実感していますし、まだまだ勉強中です。
そもそも住宅に『換気』が義務付けになったのは、シックハウスへの対策として義務化が始まったのですが、それは屋外の空気が室内の空気より「きれい」と言う前提なのです。
でも、この春先の屋外空気は花粉や黄砂などと全然「きれい」ではありません。
換気のフィルターを見れば一目瞭然です。
また、この時期に体感ハウスや完成見学会にお越しのお客様、OB施主様とのお話しの中で良く耳にするのは「家の中は本当に花粉症の症状が軽くなって、すごく楽です。」との事です。
『換気』が上手く働いている証拠じゃないでしょうか。
これからの時期、体感ハウスでの『涼温換気の暖かさ』は、体感できませんが「室内空気の綺麗さ」は体感できますので、そういう体感も良いんじゃないでしょうか。
「住み心地いちばん 涼温な家」
名古屋営業所 大河内建詞