1月２９日に起きた東海道新幹線の架線切断による停電トラブルの原因は、今日の新聞によると作業員の固定ボルトの付け忘れによる「初歩的なミス」との事ですが、多くの人々が迷惑を被り初歩的なミスとしても簡単に許されるものではないと思います。
我々が造る木造住宅は、接合部を補強金物で固定し、地震や台風などの災害から受ける力を支えることになります。その金物を固定するボルトやビスが規定通りに適切に取り付けされていなければ機能を果すことが出来ません。
ましてやボルトやビスの付け忘れは論外です。
しかし、時には我々もちょっとした気の緩みや日常の慣れから「初歩的なミス」を犯すことが考えられます。
住む人の大切な命を預かっている我々にとっては絶対あってはならない事と考え、今回の事故を教訓にして今一度、現場のチェックを強化してミスの起きない体制を築いて行こうと思います。
工務店が造る外断熱「共和の家」
（設計 坂井田環作）
