坂井田環作 自己紹介へ

新春に思う

2009/01/06(火) 坂井田環作日々の事

あけましておめでとうございます
旧年中は色々とお世話になりました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

正月に義父と話をした時、「消費者(特に若年層)がこの不景気に準じて、高級ブランド品のバックや装飾品の買い控えをし、その変わり自分自身を磨くトレーニングジムやエステ、教養を身につけスキルアップの為、資格取得等に費用を使うように消費者の意識が外面から内面に変わって来た為、そのあおりを受けて思うように売り上げが伸びず経営難に陥った百貨店がある」と話してくれました。百貨店の経営難の事はさて置き、消費者の意識が変わった事には大変興味があったので正月中ずっとその事について考えていました。最近、特にリストラや派遣切りによる失業率も高いので、身に付けている物にでは無く、自分自身を磨くこと「本質」にお金を費やす人が増えて来たように思います。外面を幾ら綺麗な物で着飾っても見せかけにすぎません。それは「無」に等しい。しかし、内面を鍛え自分に身に付いた知識やそれを使う知恵は決して無くなる事はありません。景気が良い時は誰もが考えもしない事でしょうが、この不景気にあらためて思い知らされ意識が変わって来たのだと思います。

斬新なデザインや豪華な設備で外面だけを装った「売り側の都合だけで造られた住宅」を売っている大手ハウスメーカーは、不況のあおりを受けて売り上げが伸びずまさに百貨店と同じ運命を辿っています。
本来、住宅は売り手側の都合で造られる物ではなく、お客様のニーズに合わせて一軒ずつ手造りで造られるべき物だと思います。

住宅の「本質」とは「雨、露をしのぎ安全で長持ちする家」だと思います。さらにその住宅が「カビ、ダニの発生や室内の温度差が少ない快適で住み心地のいい家」であれば最高だと思います。前者をクリアするのは勿論ですが、私は後者(内面)を特に重要視して設計をしているつもりです。それは、必ず「いい家」にたどり着けると確信しているからです。

弊社の家造りは、お客様のニーズに合わせ決して急がず時間を掛けて、一軒ずつ手造りで、営業から設計、現場に至るまで一貫して「正直、誠実、丁寧、情熱」の精神で、また「楽しく」をモットーに進めて来ました。
今年もその精神を忘れず、お客様により付加価値の高い住宅として外断熱・「共和の家」をお引渡し出来きるようさらにレベルアップすべく、技術の探求、マナーの向上に「努力」を惜しまず、また、たずさわっていただける沢山の人々に「感謝」の気持ちを忘れず一生懸命頑張って行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

愛知県名古屋市で外断熱・「共和の家」を造る工務店
         (設計  坂井田環作)

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