先日、秋の京都へいってきました。「そうだ、京都へ行こう。いつにする?」と決めた訳ではなく、日程が決まった上でどこに行こう?と決めたので、紅葉やイベント等は何も無く少し残念かも・・・と思いましたが、結果的には良かったようです。
そういえば、修学旅行で奈良・京都へ行ったような。でも全く記憶にありません。子供の頃には何の感動もなく、つまらない旅行だったのでしょうね。
友人とも昔なら、寺社巡りに興味は示さなかっただろうね、としみじみ。でも、今回はひたすら歩き回り寺社巡りを楽しみました。ホテルに着いた頃には筋肉痛でパンパンでしたが、とりあえず当日にやってきて良かった(^_^;)
写真上は三十三間堂で、最初に行ったせいか特に印象に残りました。堂内には国宝の千手観音坐像(像高3m余り)が中央にあり、10段50列の千手観音が両側に500体ずつ、その前には観音28部衆に風神・雷神を加えた30体が整然と並んでいました。残念ながら修繕中のものもあり、1001体は見られませんでした。
1001体の観音様は全て顔立ちや体型が違い、中には自分に似た像があると聞き探してみたのですが、発見できず。修繕中の方にあったのかな(-_-)
天井には当時(1266年)の花の絵や色がかろうじて残っている箇所もあり、現在とは違い極彩色の華やかな建物だったようです。華やかさだけではなく、横架材の柱・長押・梁は揺れを予測した組み方をする等、様々な工夫を凝らした免震工法が施されているそうです。
ここ数年、東海大地震がいつ来るか・・・と心配されていますが、地震の多い日本では昔から地震対策がなされ日々進歩し現在のような耐震工法(弊社ではTIP工法を採用)が生まれているのですね。
写真右は金閣寺(上)、清水寺(下)です。金閣寺では拝観料を払うとチケットの代わりにお札をくれました。これも良い記念になりシワシワにならないよう、大切に持って帰りました。
他にも有名な所は行こう(^^)bと2日間でかなり精力的に行動しました。清水寺や嵐山は観光客が山盛り。これが紅葉のピーク時なら人混みに酔ってしまうかも。なにせ田舎育ちなもので・・・やはりこの時期で正解でした。京野菜・懐石・お麩等ご当地グルメも満喫しましたが、まだまだ行ってみたい所が残っており、また行きたい土地のひとつに加わりました。
外断熱・注文住宅「共和の家」
(事務 小幡 佳代)