今日は、明日引き渡し予定の下呂市のT様にお渡しする「工事監理報告書」を作成しました。
姉歯一級建築士による耐震偽装事件をうけて建築士法が改正され、平成20年11月28日から建築士事務所もお客様と設計契約をする前に内容について重要事項の説明をすることが義務化になりました。そして、その内容に「工事の監理完了時に法定様式による報告をする」という項目があるからです。
作成は昨年の手帳をひっぱり出して、約6ヶ月の工事内容を思い出しながら作業を進めました。
基礎配筋の状況、軸組みの精度、補強金物の取付け状況、仕上げ材の確認、造作の完成度等々・・工程ごとの完了時に共和の社員としてではなく「監理者」としての立場と目線で現場を見させていただきましたが、何も施工者に指示する事もなく、誠実かつ丁寧に施工していることを確認しました。
この成果の影には、T様のきめ細かなご指示とアドバイスがあったと関係者から伺っています。
その時々の暖かい心遣い本当にありがたい事と心から感謝しております。
明日は引き渡しですがT様これからもどうぞよろしくお願い致します。
工務店が造る外断熱「共和の家」
(設計 坂井田環作)