元スタッフ 自己紹介

共和の職人

2008/10/08(水) 現場での出来事

本社の製材工場にて原木から熟練の職人により、1本1本製品が作られる。悪い材は、はねられ上質の材のみを選別します。

愛知県半田市のI様邸の現場では、暑い真夏からスタートした造作工事も、秋の訪れと共に仕上げが行われました。
今回は上小無節(節の無い上級の壁板)を居間の壁、又天井の一部に貼られました。

1枚1枚寸法を取り、のこ・のみ・かんなを使い切り込みます。当てては外し、当てては外しと微調整をして貼り上げます。ボード貼りとは違って、桧の良質な材を与えられたら仕事に掛かる時、一瞬緊張するそうです。
又、『共和の職人』の腕の見せ所でもあります。

下の写真は造作工事も終わり、内装工事のスタートです。現場で打合せをしクロスの寸法取りをして材料の発注です。
まず始めにボードのジョイント等にヘラを使って、パテ処理を行います。ペーパー掛け等を経て上質の下地を作ります。

クロスの基本は、
 ?真っ直ぐ貼る。
 ?良く切れる刃先で真っ直ぐ切る。
 ?無理な力は入れない。
 ?糊はきれいに拭く。
柄合せ、又ジョイントの処理(どこでジョイントしたか判らない程です。)これも又見事なものです。


11月1日・2日に予約制の完成見学会を開催します。
是非この機会に『共和の職人』の技をご覧下さい。



            外断熱・エコハウス「共和の家」
               (監督 森 俊二)

1ページ (全5ページ中)