住宅を建てられるときに多くの方が「住宅ローン」をご利用されています。
最近の傾向としては変動金利(低金利)を選ぶ、という方が多いそうです。もちろん銀行等の金融機関も変動金利をお勧めしているのが現状です。
個人的には少し不安を感じています。その理由としては
? 固定金利の金融商品よりも借入金額が大きくなりやすい
? 金利上昇時の支払額が大きくなりやすい
? 当初金利の低さが目立ち、固定期間終了時の金利優遇が注目されにくい
? 変動金利の利率決定権が銀行にある
といったところです。
仮に35年ローンで計算すると70回もの利率変更の可能性があります。
10年程度の過去データでは大きな金利上昇が見られないかもしれませんが25年程度さかのぼってみると金利が10%近い時期もあります。
支払い額上昇リスクの過小評価がアメリカのサブプライム問題の要因の一つであるといわれています。
住宅ローンをお考えの方はより慎重に選定していただきたいと思います。
私どもでよろしければいつでもご相談ください。
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名古屋営業所 田口雅彦