元スタッフ 自己紹介

資源としての木材

2009/01/24(土) 日々の事

昨年の石油の高騰や世界的な金融危機からの円高による影響から少しずつ国内産の木材をはじめ林業なども少しずつ再注目されるようになってきたようです。

世界的に見ると自動車や家電など輸出が強い日本ですが、国内に目を向けてみると生活の大部分は輸入に頼る非常に自給率の低い国ですね。

しかし、日本は世界有数の「淡水」に恵まれた国であり、その多くは国土の67%を占める山や森による恩恵であります。したがって、森を大切にすること、つまり森を守ることが我々の使命の一つであると私は考えます。

戦後全国各地で大量に植林された杉や桧が樹齢50年を迎えています。人間の管理を必要としている森の木々は外国産の輸入材に安価だからという理由で市場を独占されているため、悲鳴を上げていることでしょう。

私たちが当たり前のように生活に使用している「水」はもともとは山や森から与えられたものです。

弊社で使用するヒノキの柱は平均樹齢が約70年でありますから、伐採した時に植えた木がまた建築木材となる日まで、つまり70年以上は建物として存在可能であることが必須です。(外断熱の家は十分それが可能なポテンシャルは有しております)

石油や鉱石をはじめとする化石資源とは違い、再生可能な資源を住宅をはじめとする様々な分野で使用できることは素晴らしいことだと私は思います。

伐採と植林のサイクルのバランスを保つことができれば環境にやさしい再生可能資源として今まで以上に幅広く国内産の木材が多方面において活躍してくれるでしょう。

子供の未来のため、孫の未来のために少しだけ日本の木と水に目を向けてください。


森に育てられてきた工務店からの提案です。


工務店がつくる外断熱「共和の家」
   名古屋営業所 田口雅彦

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