先週の金曜日は、日進市T様邸の外壁の補修工事を行いました。
先日、T様から「外壁がおかしいので一度見て欲しい。」と連絡を頂き伺いましたところ、西側の外壁の中央付近の16mm厚のサイディング張り外壁材の金具が外れ少し反って15mm程隙間が出来て危険な状態でした。
考えられる原因としては、目地部分のコーキング材が劣化により切れて、サイディングの小口から水を吸い上げ、湿潤と乾燥、伸縮を繰り返すことにより、サイディングが反ったと考えられます。
T様邸は弊社が16年前に外断熱工法で施工させて頂いたお客様で、10年間の無償点検時には、特に異常はありませんでしたが、その後外壁の塗替えやジョイント部分のコーキングの打ち替えもされてこなかった様です。
補修工事は、金物施工は無理でしたので、正面からビス留めとタッチアップ、目地部分のコーキングの打ち替え処理を行いました。
今回は大事に至らず良かったと思います。
皆様も、風の強かった日や雪の降った次の日などに屋根や外壁などを一度点検されると良いと思います。
共和木材が造る「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)