先日、友人と富山に行ってきました。
写真はその時寄った富山湾の一枚です。富山は岐阜より北なのに不思議なくらい温かく長袖のTシャツ1枚でも過ごせるくらいでした。
なかなかこの歳になって海を見て感動もないかと思っていましたが、・・・感動しました。これも岐阜には海がないせいでしょうか。
さて、今回『小木曽と学ぶ会』第3回目は【集成材】です。
【集成材】とは小さな材料や残材などを乾燥させて節や割れている部分を取り除き接着剤で再構成された材料です。構造用や造作用があり化粧用というものもあります。化粧材は【集成材】の表面に天然木の薄い板を張り付け化粧用として使用されほとんど無垢材と見分けがつかないものもあります。
無垢材に比べ強度にばらつきがなく安定した性能での製作が可能で、家具や建築材料として多用されています。
接着剤を使用するのでシックハウスの原因となると思われがちですが、今ではほとんどホルムアルデヒドの放出を抑えた接着剤が使用されているため心配はありません。
無垢材、集成材、人それぞれ好みはあるでしょうし、メリット、デメリットもありますがただ、私個人的には木の肌、木の質、木の香り、木の温かさ。無垢材に勝るものはないと思っています。
工務店が造る外断熱「共和の家」
(現場 小木曽一仁)