週末24日に中津川市内で「中津川市住宅耐震化シンポジウム」が開催され300人ほどの人が集まりました。 前半の講演では、講師に名古屋大学の福和伸夫教授がお話しをされ、非常に興味深く、また地震被害の大きさや恐さを再認識させられました。 後半は、新潟中越地震から復興ボランティア等をされている稲垣文彦氏を交えてパネルディスカッションが行われました。ここでは、実際に新潟中越地震で起きた事例や問題点なども話し合われました。 現在、ほとんどの自治体で昭和56年以前の基準で建築された木造の建物について耐震診断を無料で受けることができ、その多くの自治体で補助金や税金の優遇措置を受けることが出来ます。(詳しくは、各市町村窓口にご確認下さい。) 神戸での地震による死者の9割が建物倒壊での下敷きと焼死だそうです。 特に住宅密集地では大地震が発生した時に倒壊した建物から出火し周りに延焼するとのことなので、地震発生時に倒壊を防ぎ避難できる最低限の耐震化は必要とも言えるでしょう。 「耐震化は個人の問題ではなく地域の問題」と福和教授は言ってみえました。 建物の耐震化だけではなく今一度、ご家族で大地震に対する備えを話し合われたらいかがでしょうか? 工務店が造る外断熱「共和の家」 名古屋営業所 大河内建詞 |
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