先週の金曜日は3年ごとに設計事務所に所属する建築士に義務化の「建築士定期講習」を受講しました。
建築士には設計及び工事監理の業務独占権限が付与されており、その業務に従事するに足る十分な知識及び技能を有している必要があります。
近年の建築技術の進歩、高度化、複雑化さらに、建築基準法令の改正等も頻繁に行われるなど、これにあわせて常に新しい知識を更新していかなければ、業務の適正な実施が出来ない状況になりかねません。
今回も建築基準法、建築士法の改正、省エネ、3次元情報等たくさんの事を吸収して来ました。
少しでもこれからの業務の役にたてればと思います。
構造計算書偽装問題から建築士法が改正され義務化となった「建築士定期講習」の本質は、我々建築士の「倫理観」の問題であります。
「建築士は、技術的資格者として、建築に関する法令及び実務に精通する事が基本で、また、品位・公正・誠実等の倫理観を持って業務に携わることが、社会及び自然に対する責任である。」とテキストに書いてありました。
建築士の責務の重さを改めて考える良い機会になりました。
工務店が造る外断熱「共和の家」
(設計 坂井田環作)