ヒートアイランドの原因のひとつは、都市を取り巻くアスファルト、コンクリート等の表面が熱せられて都市全体の気温があがるという現象です。
打ち水大作戦2008は7/22?8/23の間の正午にみんなでいっせいに打ち水をしようという企画です。
打ち水のねらいは、アスファルト、コンクリート等の表面に水をまくことで、直接、表面温度を下げることです。
とうぜん、地面が冷えれば、その場所の気温は低くなりますね。
それと、水が気体になるときには熱が必要です。水が接しているもの(つまり地面)から、たえず熱をうばって蒸発しようとしますので、地面がたえず濡れている場所の方が、そうでない場所より、涼しいということになります。
保水性の高い土や芝生の方がコンクリートよりも、涼しいのはこの理由からです。
そして打ち水大作戦では、水道水を使いません。
二次利用水を使うそうです。
一般家庭の二次利用水は以下のような水を想定しています。
お風呂、シャワーの残り水、エアコンの室外機から出る水、雨水、台所のすすぎの残り水、などです。
都市の表面温度が下がればクーラーの設定温度も上げることが出来ますよね。
水を大切にして、暑い夏を乗り越えましょう。
外断熱・エコハウス「共和の家」
(現場 佐々木陽平)