坂井田環作 自己紹介へ

痛ましい事故を教訓にして

2010/10/19(火) その他坂井田環作

先週14日午後に起きた、岐阜市北一色の金属加工会社「かんぜん」のアルミ工場解体現場で建物の壁が道路側に倒れ、通りかかった高校2年の女子生徒が下敷きになり、死亡した痛ましい事故の記事を読んで衝撃を受けました。
亡くなられた娘さんのご家族の悲しみを考えると心が痛みます。

私にも毎日自転車通学する高校3年生の娘がいます。家族でこの事故について色々と話をしました。娘は「通学路で、危険と思われる場所には近道でも、絶対に近寄らないようにするね。」と言っていました。
今回のケースは女子生徒には全く落ち度はないと思いますが、危険を察知して、自分で事故回避することも一つの方法だと私は思います。

弊社でも、建替えの際に既存建物の解体工事を請負う事があります。直接的には工事に携わりませんが、事故が起きれば元請けとしての責任は免れません。
工事に掛かる前に、工程や作業手順の打合せを綿密に行い、工事を進めるように、さらに指導を強化して行きたいと思います。

建築現場でも、仮囲いや足場等の転倒による第三者災害に備え、現場作業員の点検を強化し、また、私自身が行なう「現場巡回」も回数を増やすなど、今回のような痛ましい事故を絶対起さないように、教訓として全社あげて一丸となって取り組んで行きたいと思います。


                工務店が造る外断熱「共和の家
                   (設計  坂井田環作)

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