坂井田環作 自己紹介へ

造作検査実施

昨日は熱田区K様邸の造作が完了しましたので造作検査を実施しました。
この検査は、基礎配筋や躯体構造検査と並び、完成時の仕上げを左右する重要な検査と考えています。

造りや納まりは我々設計や現場監督の指示により進めますが、細部に渡って指示をすることは難しく、その後はベテランの大工さんの長年の経験や技量が大きく左右します。今回も期待通り、弊社の「熟練大工軍団(共和の職人)」は素晴らしい仕事をしてくれました。

安藤大工さん曰く「我々に続く職人さんが気持ち良く仕事をしてもらえる様に仕上げをすると隠れてしまう下地についても拘りを持って手を抜くことはしたくない!」その言葉通り、余り日頃目に付かない押入の壁板やクロス下地の石膏ボード等も一枚ずつ丁寧に張ってあり、大工さん達の誠実さが解りました。
検査は勿論、何の手直しも無く数箇所の傷を指示して終えました。

この様な職人さん達の「いい家を造ろう」と言う意識が「共和の家」の支えになっていることを改めて感じました。

これから仕上げ工事に入りますが、きっとK様にも満足していただける仕上りになると思います、出来栄えを見る竣工検査が楽しみです。

                工務店が造る外断熱「共和の家
                   (設計  坂井田環作)

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