先月に出版されました{だから「いい家」を建てる}(松井祐三 著)の売れ行きが好調のようです。 家づくりにおいての情報収集でインターネットと合わせて‘本’も重要なツールですね。是非お読み頂いて家づくりの参考にしてください。 また、昨年末に発売されました「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」(「外断熱が危ない」の著者である西方里見 著)を最近やっと!?読みました。 {「いい家」が欲しい。}(松井修三 著)に対抗する形で8年ほど前に出版された「外断熱が危ない」が話題になりましたが、今回も{だから「いい家」を建てる}とほぼ同時期に「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」が出版されましたので家づくりをお考えの方々には読み比べて比較して頂けると面白いかと思います。 後者はかなり専門的な内容となっておりますので読破するのは大変かと思いますが、外断熱のデメリットなどを多く挙げられていますので外断熱=「いい家」とは限らないと気づいて頂けるかと思います。 つまり、内断熱(充填断熱)工法にしろ外断熱(外張り断熱)工法にしろ、つくり手の知識や技術がいかに重要であるかを知って頂くには良い内容だと思いました。 「住み心地」を追求する共和木材とっての工法の選択肢は外断熱(外張り断熱)ですが、もちろん同著で指摘されている外断熱のデメリットは全て把握しており対策を講じております。 気になる方は私まで直接お問い合わせください。 両著を読み終えた私の超個人的な感想は著書が向いている先にいるのは誰であるか?家づくりにおいて誰を幸せにしたいのか?そこに大きな違いを感じました。 換気一つ取り上げてみてもかたや住まい手の健康を重視した内容であり、かたや熱交換の効率に着目し熱損失係数をいかに小さくするかといったデータを重視した内容であるところなども興味深いです。 どちらが正解かは人それぞれかもしれませんが、今後も私はさらに上質な「住み心地」を求めながら外断熱の家づくりに携わっていくと思います。 工務店がつくる外断熱「共和の家」 名古屋営業所 田口雅彦 |
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