昨日「長期優良住宅」の申請についての講習会に参加してきました。
住宅業界では全国的に今は「長期優良住宅」の話題で持ちきりではないでしょうか。
金融、税制面において優遇されるため消費者の方からも注目を集めていることと思います。
スタートしたばかりで色々と意見はあると思いますが、良いものを手入れしながら長く使っていく「ストック型社会」へ転換しつつあるなかで、日本の住宅が省エネ住宅へ移行するきっかけとなれば私は良いと思います。
なかでも私が注目しているのは住宅の維持管理計画を立てることを必須としていることです。
国民性もあるかと思いますが、あまりメンテナンスの好きではない国であると言われている日本人(だからこそ生まれた様々なメイドインジャパン製品があるため一概には言えませんが・・・)の住宅に関する意識が今後少しでも変わるきっかけになると思います。
分譲マンションでは毎月積み立てで維持管理費を貯めて建物を計画的に保全しています。
戸建の住宅においても建てて終わりではないですから計画的な維持管理が必要です。
私たち共和木材においては定期点検で経過を見ながらメンテナンスが必要な時期が近づいてきたらオーナー様にメンテナンスのお勧めをしております。
また、各お客様の点検記録はデータとして保存してあります。カルテのようなものですね。
住宅を新築された方は毎月5千円程度の積み立てをすることによって将来のメンテナンス時の費用の心配がなくなるかと思います。
言うのは簡単ですけどいざ自分が毎月のお小遣いから5千円貯蓄できるかというと千円であっても厳しいです・・・すみません。
下記の住宅金融支援機構のホームページに住宅維持管理のガイドラインを閲覧できます。
http://www.jhf.go.jp/jumap/atoz/check/pdf/4_9myhomeijikanri.pdf
工務店がつくる外断熱の家「共和の家」
名古屋営業所 田口雅彦