大河内建詞 自己紹介へ

丸太はあるが

2011/04/11(月) その他大河内建詞

今日は製材部のお話しです。
14日に入札が行われます桧の原木を木曽管材市売の土場へ下見をしてきました。
実際に原木を下見し、入札金額を検討して入札する訳です。
高い金額を入札すれば当然落札できますが、それでは採算が合わないですし、安い金額では他の入札者に落札されてしまします。
相場の金額と入札者の思惑が交差し、非常に難しいです。

年度が替わりのせいか、今回山から出てきた原木の量は大量にありました。
共和木材の製材部ではほとんど桧しか製材しませんが、土場に並べられていた原木は、桧以外でもサワラ、ネズコ、ケヤキ、クリ等たくさんありました。

例年、この季節になると住宅の着工が多くなり、製材部でも桧の柱や土台の出荷が増えてきます。
しかし合板や断熱材が入手しにくくなっているせいか、着工が遅れていたり、基礎までで止まっている現場が多々あるようで、例年に比べ共和の製材部も出荷量が減っています。

製材部もしばらくは、柱や土台をメインとしていた製材を他のものを挽く製材へ少し切り替えていかねばなりません。
建築資材の品薄が解消されてこれば、住宅業界では一気に建前ラッシュになって来ると思われるので、あまり心配はしていませんが。

ただ、せっかく山からたくさんの桧の良材が出てきているので、どんどん製材して出荷したい気持ちはありますね...


工務店が造る外断熱「共和の家」
 名古屋営業所 大河内建詞

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