先週の木曜日は、24年前に弊社で施工させて頂きました岐阜県犬山市のK様から「屋根の鬼瓦の裏側の漆喰が取れている?から一度見て欲しい」との御連絡を頂き伺いました。
K様の御家は入母屋造りの純和風の住宅で鬼瓦や棟の取り合いに漆喰を多数使用しています。当時は今の様に外断熱工法では無く荒壁工法で入母屋造りや数奇屋造りの家を多数手掛けていました大変懐かしいです。
K様に伺うと「最近飛び込みの業者が来て雨樋の掃除をしてあげると言ってしてくれた。帰り際に屋根の鬼瓦の裏側の漆喰が取れている様なのでそれも直してあげる」と言われたそうです。
それで詳しくその業者の説明や会社の概要を聞いているとどうもおかしいと思い、以前建築をした弊社に御連絡をされたとのことでした。
最近では飛び込みで高齢者のお宅へ訪問しては、言葉巧みに不安をあおり高額な工事代金を精求する業者もいますので充分に注意して頂きたいと思います。
月日が経ってもこうしてOBのお客様からお声を掛けて頂けることは大変有難いことと感謝して折ります。
漆喰の状況を確認すると24年という年月による経年劣化が見られましたので、後日見積書を提出するお約束をして帰社しました。
K様、見積に少しお時間を頂きますがよろしくお願い致します。
共和木材が造る!「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)