秋の夜長の過ごし方の第二段。
私はDVDの映画を観て過ごします。
そのDVDはブルース・リー主演の作品です。(左の写真)
「え、何で?」と思われた方も見えるでしょうが、昔から好きでよく観ます。
仕事で疲れた時や気持ちが落ち込んでいる時に観ると、気分が爽快になりリフレッシュ出来、また明日も「頑張るぞ!」という原動力になります。
私にとってのまさに「活力の源」です。
彼との出会いは、今から32年前私がまだ高校生の時です。
当時は空手ブームもあって映画館で多数の作品が放映されていましたが、その中でも彼の作品が一番私には衝撃的でした。あの完成された肉体から繰り出される突きや蹴りの正確さやスピードの速さは憧れの的でした。丁度、部活動で器械体操をしていたので、少しでも彼に近づきたいと筋肉の強化に彼の練習を取り入れて体を鍛えるのが日課でした。その甲斐あってかなりいい線までいきましたが・・・今は少しお腹が出てメタボ気味です。(笑)
最近は肉体の強化は付いて行けないので、精神の強化に彼の哲学を学んでいます。
私が彼に一番魅力を感じるところは、武道に対する技術の高さはさて置き、その信念、生き方、人生哲学です。
それは、彼が確立した「截拳道/ジークンドー」に集約されていると思います。
これは特定の型を持たず限界や形式は無いという概念です。
色々な困難に遭遇しても乗り越える力を持ち、心を豊かにする方法を示し 流れる水の如くいつも自然体でいられる様、心をみがく「生き方」を示してくれるバイブルです。
なかなか難しく未熟な私には、日常生活や仕事にまだまだ生かしきれていません。しかし皆さんに少しでも「いい家」をご提供できるようにと考え、今まで学んだ知識が型にとらわれず柔軟な発想で設計や施工が出来るように、また、自然体でありのままの自分を表現出来るようになるまで日々努力の毎日だと思っています。
あと何年かかるのかな??
外断熱・「共和の家」を造る工務店
設計 坂井田環作