先週のつづきで 地盤補強のお話です。
我社のような工務店が行う地盤補強としては 表層改良、鋼管杭、柱状改良が主だった工法です。
表層改良は 建物の基礎下の現状の土と改良用セメントを混ぜ合わせ 振動ローラーで500mm以内ごとに転圧し締め固め 軟弱地盤を一面の強固な地盤に改良する工法です。
一般的に支持層が比較的浅い場合に行われる地盤補強です。
重機の作業能力から支持層までの深さが2mまでが施工範囲いとされていますが、広大な敷地であれば別ですが一般的な敷地ですと、一度掘り出した土の置き場とか 周囲への影響を考えた場合 深さが1m程度の施工範囲が限界に思います。
材料費はかかりますが特殊な重機は必要ない為 その分コストは下がり、工期が短く出来る工法なので 適応出来る現場であれば 私たちはこの工法をお勧めします。
材料搬入状況
作業状況
施工後の状況
皆様の家つくりに参考になれば幸いと思いますので 次回は鋼管杭による地盤補強のお話をさせて頂きます。
工務店が造る外断熱「涼温の家」
(現場 井戸雅一)