外装のサイディングには 大きく分けて縦張りと横張りのタイプがあり 現在の主流は横張りタイプです。
この横張りサイディングの施工の基準は 製品のサイズが 455㎜×3.030㎜であり 3.030㎜以内で必ず繋ぎ目が発生し、その部分にコーキング処理をして止水とサイディングの連続性を持たせています。
その他に 四方実加工のタイプのサイディングもあり コーキング処理を少なくした物もありますが、割付けに制限があり バリエーションも少なく 高価な物となってしまいます。
最近の塗装技術は格段に進歩して サイディングの弱点であった色あせや防水性能の耐久性が良くなっているのに対して コーキングの対応年数が塗装技術についていっておらず、高耐久のコーキングも普及してきましたが、高価なため使い切れていないのが現状です。
そんな中、ノンコーキングが売り物のサイディングが発売されました。
話は 聞いていましたが、実際には扱ったことがなかったのですが、現在進行中の美濃加茂市のN様邸でいよいよ扱う事となりました。
施工性や納まり具合と仕上がり具合の良否、またコスト面と いろんな事を確認して 施工していきたいと思います。
その結果を また 皆さんに報告します。
工務店が造る外断熱「涼温の家」
(現場 井戸雅一)