断熱張り、気密処理が完了し、防水紙、通気胴縁の施工に移ります。
共和の広告付透湿防水シートは、断熱材の劣化防止も兼ねています。
シート張りが終わると、通気胴縁の取付です。この胴縁も弊社で挽いた桧を使用します。
通常の住宅の胴縁留め付けは釘で行いますが、外張り断熱の建物は構造材の外側に断熱材があり、釘では留め付けが不可能です。胴縁、防水紙、断熱材、面材の向こう側の構造材に固定するため、とても長いビスを使用します。この胴縁留め付けだけで1棟当たり1000本近いビスを大工さんは根気よく施工します。
気が遠くなるような大変な作業です。
通気胴縁が完了すると、いよいよ外壁張りです。
工務店が造る外断熱「SA-SHEの家」
(現場 小木曽一仁)