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室内の空気質測定

 昨日から 春日井市T様邸において 室内空気質測定を開始しました。

  測定内容は、ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロルベンゼン・エチルベンゼン・スチレンの6種の化学物質を対象にして、室内への拡散量が基準値以下なのかを測定します。

 測定方法は、アルデヒド系のサンプラーとVOC系のサンプラーを床面より1.200mmの高さに設置し 24時間放置する パッシプサンプリング方法による測定です。

 ご存じのようにシックハウス症候群の問題対策として 住宅に使われる建材に法律でも規制がかかり 上記の6物質等が基準値を超えていない建材しか使えなくなり、規制に合格した建材にF-☆☆☆☆と表示され市販される現在です。
逆に言うと規制に合格した建材しか現在は商品としてない為、基本的には完成した住宅からはシックハウス症候群になる原因は無いと判断され、室内空気質測定をやらないビルダーがほとんどです。法律的にも義務はありません。

 しかし、室内環境が良く 住み心地の良い家を第一に考える弊社は、完成時の室内空気質測定を重要視しています。
建材以外の物(接着剤や塗料等)に含まれていたらとか、建材メーカーを信用しない訳じゃないのですが ロットミス等も考えられる為、最終チェックとしてこの測定を会社の決まりにしています。
 10年以上前から取り組んでいますが、今のところは基準値を超える事象はありませんが、同じような建材を使っても1棟1棟の測定数値には違いがある事から、もしも・・・の時の為にこの後も続けていきます。

写真は 昨日に設置した T様邸のサンプラーの設置状況です。

話はそれますが 最近の記事で洗濯に使われる柔軟剤の匂いが原因で化学物質過敏症なのかな シックハウス症候群と似た症状(頭痛や目まい)になる方がみえるそうです。
考えてみると、バスの中や電車の中で 異様に匂う人がいますよね!
いい香りが悪臭になってはたいへんですので、苦しんでみえる方もいます、使い過ぎに注意しましょう!

 

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  (現場 井戸雅一)

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