昨日、建築関係の訴訟問題を専門に扱われている弁護士の方の公演を聞きました。
東日本大震災に関連したもの、消費税増税に関連したものの話が主でした。
その中で特に気になった内容が消費税増税に絡んだ話しでした。
住宅ローン減税を平成29年末迄延長し、さらに借入限度額2000万を上限に最大控除額が200万の現行が借入4000万を上限に最大控除400万に改正される予定である。
また、住民税控除を9.75万から13.65万に改正予定であるとの事でした。
何となく控除が増えお得感がありそうですが、実際4000万を住宅ローンで借りられる人は多くはないと思います。
そしてさらに、先ほどの控除を受けてもなお、消費税増税との差額がある場合は給付がある予定だそうです。
但し現段階では給付の割合は確定していません。
それを考慮して考えると消費税増税前に建てる事は得なのか損なのか、現段階では分からないのです。
それなのにあたかも増税前がお得というような広告やトークは誇張となり、訴訟問題になるということです。
安易な広告や営業トークに流されつい契約してしまったが、法案が通ってみたら実は増税前も増税後も変わらなかったなんて事が現実になるかもしれません。
家造りはそう何回も機会は無いでしょうから、じっくりと考えた上で契約をすることを強くお勧めします。
建ててしまってからでは遅いですから!
愛知県、岐阜県、長野県、三重県で
工務店が造る外断熱SA-SHEの家
本社 (営業・現場) 糸魚川貞人