火曜日担当の「坂井田環作」です。
何故フルネームか?て、今回は私の名前「環作」の重みについてお話ししたいからです。「環作」の意味は文字通り「良い環境を作る」です。
昨日から北海道で主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が開催され地球温暖化対策が最重要課題として議論され、又2010年には名古屋市で国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)も開催され急激な生態系の破壊による深刻な問題について話し合いなされます。
今世界中で地球温暖化が進み、異常気象による風水害、干ばつによる食料難及び食品の高騰などさまざまな環境問題が起きています。その中でも早急に取り組まなければならない課題はCO2の削減対策です。
海外に目を向けるとドイツでは車の自動車税を排気量比率からCO2の排出量比率により課税する方法に見直し、国内では三菱UFJ銀行が営業車のハイブリット車化を進めている等、世界中でCO2削減に向けた意識が高まって来ています。
そこで私に出来る事を2つ考えてみました。
1つ目は、私個人の生活から出るライフサイクルCO2の削減に対する取組をする。
2つ目は、皆様が住宅を新築されてから解体されるまでに排出されるCO2を
設計の段階から削減出来るように提案をする事です。
これは「CASBEE」を使いこなせれば可能だと思います。(昨日CASBEEの評価員になる試験を受けたところで大きなことは言えませんが)
「CASBEE」とは建物を環境性能で評価しランク付けする手法で優良な住宅のストックを日本中に増やすことが目的です。
今、弊社が取り組んでいる外断熱・エコハウス「共和の家」はまさにその優良住宅を目指すものです。構造材には「持続可能な森林から産出された木材」として岐阜県東濃産の桧を1棟当り70%以上使用し、耐震性は基より、住み心地に至るまでトップレベルの性能を満たしながらCO2の削減に取り組む事により、より良い住環境を作る事を社会貢献と考えております。
私も自分の「名前」に恥じぬよう重さを噛み締め、少しでも良い環境を子供達の為にも作って残して行きたいと思います。
外断熱・エコハウス「共和の家」
(設計 坂井田環作)