先週の木曜日は、土岐市で宅地建物取引業協会主催の東濃ブロック統一研修会がありましたので参加しました。
毎回2時間という短い時間の研修会ですが、法律の改正や税率の変更、業務の注意事項や重点事項など最新の情報が入手でき、又日常の業務の確認も出来ますので大変有り難く思っています。
今回は住宅保証機構の先生による「宅建業者として知っておくべき建物状況調査(インスペクション)と中古住宅瑕疵保険」と言う内容の講義がありました。
少子高齢化の中で、新築住宅は年々減少していますが、中古住宅は年々増加し流通も盛んです。その結果取引後の雨漏りや白蟻などの瑕疵のトラブルも多いのが現状です。そこで我々宅建業者が媒介契約締結時に建物状況調査(インスペクション)業者をあっせんする。重要事項説明時に我々がインスペクション結果を買主に説明する。売買契約締結時に基礎、外壁等の現況を売主・買主が相互に確認し、その内容を宅建業者が売主・買主に書面で交付するなど新たな措置を取ることにより、引渡し後のトラブルも未然に防ぐことが出来ます。また、インスペクション結果を活用して「既存住宅売買瑕疵保険」の加入も出来き、それにより住宅ローン減税や火災保険割引、フラット35割引などの優遇措置を受けることが出来ます。
インスペクションをするには、講習登録規程に基づき既存住宅状況調査技術者講習を受けた建築士として資格がいりますので、機会があれば取得したいと思います。
共和木材が造る!「住み心地一番、涼温換気の家」
(設計 坂井田環作)