先週は、豊山町O.O様邸のTIPと断熱材施工検査を実施しました。
検査は施工図面を基に、ガセットプレートの位置や貫材の枚数、ピッチ、釘の本数などTIP協会の仕様書通りに造られているか、
細部に渡ってチェックしましたが、特に指摘事項はありませんでした。
数箇所、釘の打ち忘れや釘打ちの際に割れが入った貫材の取替えを安藤大工さんに指示して終わりました。
TIPを施工しただけでは、貫と貫の間から雨水が室内に浸入しますので雨が降らないうちに断熱材を施工しました。
「いい家を造る会」が推奨する断熱材はJSP社製の押出法ポリスチレンフォーム断熱材(ミラフォーム断熱材)と言う板状の断熱材を使用しています。
水の吸収性が無く、少々の雨でも安心して施工する事が出来ます。
ただし、張り付け後長期間放置すると表面が紫外線劣化をおこす可能性がありますので早めに防水紙等で保護することが大切です。
防水紙で保護する前に断熱材の張り付けやジョイント部分の気密テープの施工状況も確認しましたが、特に問題はありませんでした。
これから本格的に造作工事が始まります、手を抜かず正直に丁寧な仕事をお約束します。
安全かつ万全に工事を進めて行きますので、O.O様これからもよろしくお願い致します。
共和木材が造る!「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)