I様邸、基礎の立ち上り型枠の建て込み中です。
今回水場に近いということもあり高基礎をご採用頂いております。
一般的な基礎より2.5倍高い立ち上りとなります。
高基礎は水害対策だけではなく、白蟻などによる虫害予防の効果、また収納に利用できたり万が一の時のメンテナンス性にも優れています。
もちろんメリットだけではありません。
鉄筋やコンクリート材料が通常より多く必要になるのと、工事日数が長くなるので職人さんにお支払いする人件費もその分多くなります。
また必然的に床の高さが上がるのでそこまで昇る階段が必要です。
一長一短ありますが、自然災害が多い近年に家を計画される際、ひとつの選択肢として木造住宅でもこんなことができるんだと覚えておいても良いかと思います。
工務店が造る外断熱「共和の家」
(現場 小木曽一仁)