少し間が空いてしまいました。
共和木材の製材部におけるウッドショックの続きの続きをお伝えしたいと思います。
相変わらず桧丸太の仕入れにも苦戦をしております。丸太の価格は「高止まりの横ばい」と言った感じで、これ以上値上がりする気配は無さそうですが、すぐに下がる気配も無さそうです。
そして丸太の寸法によっては、業者間でまだまだ取り合いに近い状況が続いていますが、今後ある程度、山からの出材量が増えて来れば徐々に価格も下がってくると思います。
ただ、山からの出材が増える増えるとは言われていますが、8月の大雨で色々な所の林道が崩れ、伐採や出材が出来ずにいる為、今ひとつ増えない原因の一つにもなっているそうです。
また、外国産材については以前の様な滅茶苦茶な状態ではありませんが、樹種によってはまだまだ品薄な木材もあり、価格ついては相変わらず高値で推移しており、年内の値下がりは今のところ無さそうです。
そして、今一番品薄で深刻なのが合板類です。
輸入合板類はコロナによるロックダウンで合板工場が稼働できずにいるとのこと、国内合板工場は、丸太不足で生産量が減っている等が原因で、構造用合板(針葉樹合板)・ベニヤ共にかなりの品薄で深刻です。
まだ暫くは、コロナによるウッドショックの色々な影響は続きそうです。
そして最後にこちらの写真。
今朝の工場の丸太置き場の写真です。
大体この位の丸太で、住宅の土台と柱が約2棟分ほど製材できますが、この位の量ですと1週間もかからず製材してしまいますので、引き続き桧丸太集めに勤しみます。
製材屋が造る『共和の家』
大河内建詞