先週の金曜日は、土岐市で宅地建物取引業協会主催の東濃ブロック統一研修会がありましたので参加しました。
毎回2時間という短い時間の研修会ですが、法律の改正や税率の変更、業務の注意事項や重点事項など最新の情報が入手でき、又日常の業務の確認も出来ますので大変有り難く思っています。
今回は弁護士の先生による「最近の裁判事例の紹介」-民法改正を踏まえて-と言う内容の講義がありました。
去年の3月31日に民法改正案が国会に提出され、120年ぶりに改正となる予定です。内容は社会経済情勢の変化に鑑み、消滅時効の期間の統一化や法定利率を変動させる規定の新設、保証人の保護を図るための保証債務に関する規定の整備等です。
直接我々宅建業者に関係する事項は、債権法の改正が主で裁判事例を基に改正される予定です。皆さんもご承知の「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」に改正されるそうです。
研修では、契約不適合責任や履行の着手に当たるか否かのポイント、高齢者の不動産取引の留意点などを今回学びましたが、法律用語や条項は理解することが難しくて詳しくお伝えすることは出来ませんが、少しでもお客様に安心して頂ける様に、勉強してこれからの業務に生かして行きたいと思います。
共和木材が造る!「住み心地一番、涼温換気の家」
(設計 坂井田環作)