先日、今担当している現場に弊社で製材された木材が搬入されました。
木材は含有水分により狂いや割れ、耐久性など大きく影響してきます。よって現場搬入時に含水率測定を行いました。
もちろん弊社製材は日本農林規格(JAS)の認定を取得している工場なので間違いはありませんが、現場を任されている担当者として、測定、記録をしました。
測定は高周波水分計という機械を使用し測定します。仕組みはよく分かりませんが、あくまでも推定値なので、教科書では「6箇所測定した平均値」とあります。
木材と腐朽と含水率の関係は、20%以下ならほとんど腐朽しませんが、30%以上維持されるようになると急激に腐朽しやすくなり、80%前後が一番腐朽しやすいそうです。
ので、建築に使用される木材の含水率は種別によって異なりますが、多くても25%以下となっています。
今回測定した、土台、大引は構造材にあたるので20%以下が要求されます。
写真は土台を測定し、平均が13%でしたので合格です。
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(現場 小木曽一仁)