台風の季節がやって来ました。
昨日も台風6号が沖縄地方で大雨を降らせ、熱帯低気圧に変わりました。
この時期の台風は、まだ規模も小さいので大きな被害も余り聞きませんが、
これから近づく大型台風には十分な注意が必要です。
皆様も台風の接近に伴い雨戸を閉めたり、家の周りの飛びそうな物を固定したりと来なければ必要ない無駄な作業に追われるのではないでしょうか?
我々建築業者も、台風の接近に伴い足場の点検や養生ネットのめくり、現場内の飛散資材の養生などの作業に追われ本当に迷惑なことだと思います。
このように9割以上の方が台風に対してデメリットを感じると思いますが、
迷惑な台風にも恩恵があるのをご存知でしょうか?
まず、一番は水不足の解消、そして地球規模の効果として台風のかき混ぜ効果により生態系の維持に貢献しています。
これは海の表層をかき混ぜることにより、海水温度を下げ「サンゴ」の白化を防ぐ、またサンゴ礁を住みかにする生物を守り、生態系のバランスを保つ、さらにかき混ぜ効果により生物にとって必要な酸素を深海まで運ぶ効果もあります。
その他にも調べると沢山のメリットもありますが・・・
そうは言っても、建築屋としては台風が去った後の被害を考えると、やはり来て欲しく無いのが本音です。
共和木材が造る「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)