先週の土曜日は、名古屋市南区K様邸の13年点検に伺いました。
弊社では、お引渡し完了後、1,2,3,5,7,10年と無償点検を行っています。
10年目以降の点検は有償となりますが「お客様のお宅が存在するかぎり弊社で責任をもってお守りする。」と言う精神で誠実に対応させていただいております。
点検の内容は、チャックリストに基づき外部は、屋根、破風、軒裏、外壁、雨樋、サッシ、基礎、巾木、排水桝など、内部は、天井、壁、床、階段、建具、住設機器、小屋裏、床下(水漏、白蟻)、換気風量などを詳しくチェックしました。
今回は、お客様から外壁の塗替えの要望がありましたので、外壁部分を確認すると、防火サイディングの継ぎ目のコーキングの切れとサイディングの表面の劣化が見られましたので、塗替えをお勧めしました。
防火サイディングの塗替えは基材が劣化する前に、早めの措置が良いかと思います。最低でも13年に1回は塗替えをお勧めします。
完成後のメンテナンスには費用が掛かります。そこで弊社ではここ数年、新築時には余分に費用は掛かりますが、外壁にタイル張り、破風・鼻隠し・軒裏にガルバニウム鋼板を張り、完成後のメンテナンスにあまり費用が掛からないような提案をしています。
年々建材も進歩して良い物が開発されます。その時点で一番最適なものを使用しても、経年劣化には勝てません。
車と同じで住宅も定期的に点検を行い、悪い箇所を手直しする事で末永く快適に住んでいただけると思います。
共和木材が造る!「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)