先週の金曜日は、蒲郡市Ｓ様邸の断熱材張り検査に続き、外壁下地の竪胴縁検査をしました。
竪胴縁とは外壁材を留め付ける下地材で、柱や間柱に横455ｍｍ間隔に断熱ビスを使用し300ｍｍピッチに固定するものです。
この作業は外断熱工法では最も重要な部分で正確さが必要になります。
まれに柱や間柱から断熱ビスがはずれて、断熱材を貫通して内部にビスが見える場合があります。
その場合は、ビスの打ち直しを行い断熱材の空いた穴は専用の発砲ウレタン材で処理します。
そのまま放置すると熱橋となりその部分で結露の原因になり、木材の腐朽やカビ、ダニの発生を生み、住み心地を大きく阻害します。
今回も内部から全て確認しましたが、打ち損じた箇所はすでに適切に処理がなされていました。さすが外断熱に精通した「共和の職人」安心しました。
世間では、外断熱工法も主流となりどの会社も広く施工されていますが、造り手がどこまで理解し、正確な施工とチェック体制がなされて要るかは不明です。
弊社では、ベテランの安藤大工さんに任せておけば間違いはないと思いますが、肝心なところは全て私を含め取締役自らが確認、検査する、それが「共和の姿勢」と考えています。
この調子で気を抜かず最後まで良い仕事をしますので、Ｓ様安心してお任せ下さい、よろしくお願いします。
共和木材が造る！「住み心地一番 涼温な家」
（設計 坂井田環作）