先週、美濃市にあります岐阜県森林研究所で横架材(梁や桁)の強度試験が行われました。
3日間行われる日程の内、私は2日目に参加してきました。
今後、東濃ひのきの横架材利用を積極的に進めて行く目的の為、実際の破壊試験を通して東濃ひのきの強度を調べ、データ収集をしました。
また、比較対象として米松や杉の横架材の強度試験も同時に行いました。
下の写真は、最初に試験した米松の横架材です。
この強度試験の細かい内容は割愛しますが、実際に荷重を掛け横架材が破壊されるまでを見ていて判ったことは、東濃ひのきには十分な「強度」と「粘り」があることでした。
実際に見ることにより、自分が思っていたよりも強いなと実感できました。
今回の試験データも細かく集計したものが後で出てきますが、今後、ますますの「東濃ひのき横架材利用」にも期待できそうです。
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大河内建詞