先日ニュースで石巻市の仮設住宅に発生するカビの問題を取り上げていました。
石巻市によると「くぼ地や水はけのよくない土地などの立地条件に加え、住宅メーカーが建てた部屋は気密性が高いこともかびの発生を招いていると考えられ、今後、被害が拡大するおそれがある」との事でした。
以前は断熱材が無い又は薄く、寒くて冬を越せないような造りで、断熱材を取付ける工事を行っているのをニュースで見ましたが、仮設住宅にお住まいの方の気持ちを考えると心が痛くなります。
こんな空気質で生活を続けていくと、ぜんそくや過敏性肺炎等の呼吸器系の病気を患う恐れがあるのは容易に想像できます。
仮設とはいえあまりにひどい。
気密がそれなりに確保され、防湿、断熱、換気が悪いとどうなってしまうかというまさにモデルとなってしまいました。
良い住まいというのは断熱、気密、防湿、換気、全てがバランス良くないとダメという事ですね。
換気は特におろそかにされそうな所ですが、これから住まいを建てられる方はしっかりと検討して頂きたいです。
愛知県、岐阜県、長野県、三重県で
工務店が造る外断熱SA-SHEの家
本社 (営業・現場) 糸魚川貞人