昨年の12月に受講しました、管理建築士講習の修了証が先週手元に届きました。
管理建築士の資格要件は、「建築士として3年以上の国土交通省令で定める設計等の業務に従事した後、
国土交通大臣の登録を受けた者(登録講習機関)が行う管理建築士講習の課程を修了した建築士でなければならない。」とされています。
管理建築士の実務内容は、
1) 業務の量や難易度ならびに業務の遂行に必要な期間の判定。
2) 業務に当たらせる建築士等の選定や配置。
3) 他の建築士事務所との提携及び提携先に行なわせる業務範囲の案の決定。
4) 建築士をはじめとする技術者の行う業務の管理とその適正の確保。
以上の様な建築士事務所を運営し、所属建築士を管理する、責任ある立場にあります。
最近では、建築確認の申請違反や建築士免許の偽装などが多発する中、建築士法の改正がなされ、
悪質な違反者には名前の公表や罰則規定も強化されています。
お客様の良きアドバイザーとして、建築違反と成らない設計を心がける事。
改めて、建築士のモラルや責務の重さを考える良い機会になりました。
工務店が造る外断熱「共和の家」
(設計 坂井田環作)