住宅建築で一番大切なものは『「いい家」が欲しい。』の著者、松井修三氏が言われていますように「基礎と構造と断熱」です。
そして近年では室内の空気です。
弊社が建築しています「外断熱木造注文住宅」は、ハウスメーカーの工場大量生産システムとか、大多数の工務店が行っている外注工事と違い、外断熱注文住宅のみを手掛ける熟練した職人さんたちにより、工事が行われます。
外断熱注文住宅を手掛けて17年以上になりますが、基礎工事をはじめとするすべての業種に携わる職人さん達は変わりません。
高齢化による職人の交代はもちろんありますが、それでも住宅の性能を若い人にきちっと伝え、引き継がれていきます。
日本古来の木造住宅はその土地にあった工法、考え方で造られてきています。
1軒の住宅を建てるには、2年近く時間を費やし手造りされていましたので、完成して見えなくなってしまう部分でも、気を抜くことなく施工されていたと思います。
だからこそ何度もの自然災害に耐え、古い住宅ですと100年以上経った今でも住み続ける事が出来るのです。
しかし、現在の住宅は造り手側の利益優先で、住まう人達のことはあまり考えられていない事が現状だと思います。
弊社では「住宅は買うものではなく、建てるもの」を社員はもちろん、住宅建築に携わる職人さん達すべてに伝え、隠れてしまう所に気を配るように心がけています。
住宅も生き物ですから、人間と同じように骨の部分がどれだけ確認できるかではないでしょうか。着飾ってもすぐにメッキが剥がれる様では、長いお付き合いが出来ません。
いい家とは「隠れてしまう基礎・構造・断熱の部分・そして換気が、しっかりと工事されている家」ではないでしょうか。
建築をお考えの方は、よくある甘い言葉に惑わされないように、今一度考えてみてください。
年度末になりますと、各メーカーは決算期になりますから数字合わせのため、数十万から数百万までの値引きを提示します。値引きされた金額はどこから補填されているのでしょうか。きっとお客様の住宅建築に見えない所で影響していると私は思います。
住宅の基本は何かを「マンツーマン」でお話させて頂きますので、ぜひご一報ください。
お待ちしています。
共和木材が造る「住み心地一番 涼温な家」
営業部 井戸久義