先週に引き続き今回の豪雨での被害のお話です。
私の住む家から車で20~30分の所に今回の豪雨で被害のあった関市上之保地区があります。
この地区は いつもはあまり通らない所ではありますが、場所はよく知っている所です。
報道でその知っている光景とは別の場所なのって思える光景を何度も目にして、先週はずっと気になっていました。
どうしても気になっていた為、14日の土曜日に思い切って災害ボランティアに行ってきました。
朝8時前にボランティアセンターに到着、まだ早いかなと思いながら中に入ると既に受付は始まっており、すかさず受付を済ませボランティア場所の割り振りの為 一時待機、係の人達の手際良い段取りで10分も経たないうちに指示をもらい、そのまま現地へ移動し1軒目の作業開始はなんと8時10分でした。
土建業を営んでおられる事務所内の片付けや清掃、連日 災害復旧の作業に追われ 自分の事務所が全然片付けられなくてボランティアへ依頼されたとの事でした。
2軒目は70代の女性の独り暮らしのお家の外回りの泥やゴミの片付け、2~3人のチームで動いていましたので、こちらはあっという間に完了しそのまま昼ごはんをとりました。
午後は12時半くらいより作業開始、3軒目に着いた時 目を疑いました。
この時点で気温は38℃を越えていたと思いますが、家の周囲に山になっている泥土が二つ、伐採された樹木の山が一つ、家の中より出されたゴミの山が二つあり、尋常じゃない暑さの中 一緒に動いていた3人でやり切れるのだろうかと重い気持ちになりました。
それでもこの為に今日は来ているんだと気持ちを奮い立たせ黙々と作業をしていると、応援が一人、また一人と最後には8人の作業となり 予定の時間内に作業は完了する事ができ、おまけに溢れかえっていた道路側溝の清掃も勢いでやってしまいました。
なんと2tダンプに6台分の処理を8人でした事になりました。
重機に頼っている現在ですが、今日に初めて会って 一緒に作業した者達ですが こうやって目的が一つで動いている時って 想像以上の力が出るのですね!
人の力ってすごいですねっ!
愛知県・岐阜県の木造注文住宅
工務店が造る外断熱「涼温の家」
(現場 井戸雅一)