現在、本社の近くで屋根と外壁の塗替え工事をさせてもらっています。
某ハウスメーカーで１３年程前に建築された住宅です。
外壁は防火サイディング、屋根は軽量スレート瓦とごくごく普通の仕上げです。
今回ちょっと取り上げるのは、屋根の軽量スレート瓦です。
カラーベストとかコロニアル等とも呼ばれています。
こちらの屋根材ですが、軽くて見た目がすっきりとして、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
しかし、写真にあるように．．．
割れています。
他にもいたる所でクラックが見受けられました。
すぐに雨漏りする心配はなさそうですが、コーキングと塗装だけで次回の塗替えまで持つかどうかはわかりません。
新築して住んでしまうと１０年や１５年過ぎるのは本当にあっという間です。
メンテナンスのいらない家などありませんが、メンテナンスを最小限にする事はできます。将来のメンテナンスの事もしっかりと考え、家造りをするのが良いと思います。
ちなみにここお施主様は、屋根の塗装は止めて、鋼板による「重ね葺き工法（カバー工法）」を選択されました。
「住み心地いちばん 涼温な家」
大河内建詞
夏も冬も家全体が心地よい温度と湿度を保つ家
