先週は各地で今年最大の非常に強い台風21号による甚大な被害を受けました。
想定しない防風雨により多くの方々が被害に遭われた事と思います。
弊社もOBのお客様や知人からの被害の連絡に、現地に赴き被害の調査と見積もりに奔走する1週間でした。
幸いにも弊社が手掛けた建物は、暴風雨による雨漏りをしたお宅はありましたが、屋根瓦が飛んだなどの大きな被害も無く少しほっとしました。
連絡をいただいた被害の中で多く見られたものは、竪樋の破損で、1階の屋根面に添って取付けされた部分が強風にあおられ、ジョイントの部分が破損して落下するものでした。
この部分は樋材の固定が難しく強風により破損し易いのが原因です。
これからさらに温暖化が進み、海水温度が上昇すると我々が予想も付かない巨大な台風が頻繁に遣って来ます。
その対応として我々造り手としてやるべきことは、強風で飛ばされないように、たとえば釘打ち施工で強度を保てたものもビス締めに替え、さらに留め付け間隔も細かくするなど、施工強度を見直し被害を最小限に抑える事とが重要だと考えます。
共和木材が造る「住み心地一番 涼温な家」
(設計 坂井田環作)