今日は、伊勢神宮に関係したお話です。
今から4年前、平成25年に伊勢神宮式年遷宮が斎行されたことも記憶に新しいと思います。
前回の式年遷宮が第62回で、もう1300年にわたって続けられています。
20年に1度斎行されます式年遷宮ですが、この中津川市も遷宮行事には大きく係わっています。
来月、10月30日に裏木曽国有林(中津川市加子母)で、平成45年(2033年)斎行予定の第63回式年遷宮に向け、御用材伐採「斧入式」が行われます。
長野県の木曽谷から採出される御用材は割と知られている気はしますが、中津川市内にある国有林の一部が『裏木曽』と呼ばれ、御用材が採出されたことは余り知られていません。
その「斧入式」は、招待された極々限られた人達しか見ることはできませんが、採出された御用材は、中津川市内でしばらく見ることができる予定になっています。
余談?ですが、共和木材で取り扱っています桧も、この木曽谷や裏木曽周辺の山々で育った桧を多く製材しています。そのことは、まったく知られていませんが...
ただ同じ桧でも、その地域の気候風土によって成長に大きく差があり、この地域で育った桧は、成長が遅く年輪が詰まっており、高齢な桧が多いのが特徴です。
共和でも柱用の桧は、樹齢60年以上で、中には90年、100年といった桧も製材しています。
「お伊勢さん」の御用材の近くで育成した桧が、自宅にも使われていると思うと、家の価値が少しでも上がるんじゃないかと思う私は強引過ぎるでしょうか(笑)
「住み心地いちばん 涼温な家」
大河内建詞