先週は、江南市O様邸の外壁下地の竪胴縁検査をしました。
竪胴縁とは外壁材を留め付ける下地材で、柱や間柱に横455mm間隔に断熱ビスを使用し300mmピッチに固定するものです。
この作業は外断熱工法では最も重要な部分で正確さが必要になります。
まれに柱や間柱から断熱ビスがはずれて、断熱材を貫通して内部にビスが見える場合があります。
その場合は、ビスの打ち直しを行い断熱材の空いた穴は専用の発砲ウレタン材で処理します。
そのまま放置するとビスが熱橋となり、結露が原因で健康被害が生じます。また外壁材の荷重を担保することが出来ません。
最近弊社では全棟で外壁にタイル張りでの施工をしています。外壁材の荷重が増加する中で竪胴縁の固定は重要な役割をします。正確に柱や間柱に固定が出来ないと地震や台風などの災害に対応出来ません。
今回も内部から全て確認しましたが、打ち損じた箇所はすでに適切に処理がなされていました。
今後も工程ごとに社内検査を行い、品質向上に努めます。
O様安心してお任せ下さい、よろしくお願い致します。
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(設計 坂井田環作)