毎月1回(7月は2回)、ひのき丸太の仕入れのために木曽の国有林から出材される丸太を下見に行っています。
以前ブログでも紹介させてもらっていますが、樹種や長さ、径などで仕分けされた丸太を下見して入札します。
共和木材では桧の丸太しか製材しませんので、桧のみの入札します。
入札ですから一番高い金額で入札したところが落札でき購入できますが、高ければ良いものでもなく、少しでも安く仕入れをしたいのは何処の会社も一緒です。
今の相場や自社の製造原価、売値を考え、如何に競合相手よりちょっとだけ上の金額で落札できるかが、ポイントです。
もちろん数百円差で落札出来なかったなんて事もあります。
今回は、その下見へ先月行った時に見掛けた珍しい写真です。
10m程の木曽檜の丸太です。
木曽檜の大径木は住宅向けでは無く、主に神社や仏閣向けになると思います。
そして、買受人のところに注目です。
『伊勢神宮 様』になっています。
長く通っていますが、初めて見ましたので、ちょっと嬉しくなって撮ってしまいました。
多分、次の式年遷宮用にではないでしょうか。
共和では、先週紹介した『中津川市産』の桧だけではなく、伊勢神宮にも使われる山の桧も製材して建築しています。
製材屋が造る『涼温な家』
大河内建詞