先週は、碧南市S様邸の断熱材施工検査を実施しました。
検査は断熱材の表面の傷や端部の欠けた部分は無いか、またジョイント部分や開口部廻りに貼る気密テープの付着状況や重ねの処理は適切にされているかなどを細部に渡ってチェックしましたが、特に指摘箇所はありませんでした。
S様邸は1階の床面積が広く2階部分が少ない為、建物形状に出入りが多くTIPの貫材の施工も大変苦労しましたが、断熱材の施工も苦労の後が見えました。
断熱材同士のジョイントは基より、出隅や入隅の気密材の施工が甘いと気密試験の数値が悪くなり、その結果計画換気がうまく働かず住み心地も悪くなります。
外断熱工法の気密の重要性を充分理解した本田大工さんが、いつも以上に気を使い出来るだけ隙間が出来ない様に、丁寧に断熱材のカットや気密テープの張り付けをしてくれました。
これからも安全かつ万全に工事を進めて行きますので、S様よろしくお願い致します。
共和木材が造る住まい
(設計 坂井田環作)