最近の住宅は以前より室内の各部屋の温度差は少なくなってきていますが、暖かいリビング等から、入浴の際に脱衣所で衣服を脱いだ瞬間にブルッと震えた経験はありませんか?住宅内において暖房を設置しない脱衣所や浴室では、室温が10℃以下になることも珍しくありません。
暖かいりリビングから寒い脱衣所へ、そして冷えたカラダで浴室に入り熱いお湯に少しでも早く浸かりたいですが、この間の急激な血圧の乱高下によって、深刻な疾患を引き起こす危険性があります。
住宅内での死亡事故の多くは寒い時期の入浴中に起こっています。その多くが部屋間の温度差によるヒートショックによって、心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こしたことが原因と考えられます。
特に昔から言われています60歳を過ぎたあたりの多くの方は、日頃元気でも血圧変化をきたしやすく、体温を維持する生理機能が低下している為、特に注意が必要です。
また、ここ数年言われています生活習慣病を患っている人も油断できません。
10年近く前のデータですが、室内温度差が原因とみられる入浴中の死亡事故は約1万7,000人で、交通事故による死亡は4,600人強を遥かに上回る数字です。
暖冬と言われる今冬でも、特に外気温が低くなる1・2月は、入浴中に心肺機能停止となる人が最も少ない8月に比べて約11倍であり、これからの季節は特に注意が必要です。
そのためにも洗面所、トイレ内に暖房機を設置して対策をしては如何でしょうか。
そろそろリフォームが必要かなと思われているお客様は、住宅の断熱改修工事をお勧め致します。共和のリノベーションで健康になりましょう。
共和木材が造る住まい
営業部 井戸久義
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